3年目の支援について

2025年2月10日

皆様をはじめ、様々な方のお力添えをもちまして、珠洲市もかなり片付いてきています。年が明けて、2年が経ち、片付けを中心とした作業系ボランティアはだんだんと少なくなってきました。

珠洲市の状況

発災後、被災者の方は、残り続けている方、二次非難をし、珠洲市に戻る選択をした方、離れる決断をされた方、それぞれ不安や葛藤がある中、生活をされています。仮設住宅が整備され、公費解体もほぼ終了し、空き地が増えてきました。珠洲では大きなお宅に住んでいた方が多く、狭い仮設住宅ではストレスとなって大変な思いをされている状況です。

仮設住宅でのご近所事情について

仮設住宅には、基本的に地域ごとにまとまって入居していますが、それでも”お隣さん”が変わることは避けられません。新しいご近所さんとのコミュニケーションが上手く出来ずに、引きこもりがちになり、それが元でストレスを抱え、病気に繋がっていくことが心配されます。

学生時代、席替えやクラス替えで仲良しの友達とほんの少し離れてしまうだけなのに、なんとなく距離ができてしまった気がして、寂しく思ったり、なんとなく足が遠いてしまう、また、隣の席の人とキッカケを逃して上手に仲良くなれず、憂鬱な学校生活になってしまう、そんな感覚かもしれません。

孤独や孤立からの災害関連死は、過去、多くの被災地で起きています。

地域コミュニティ再建支援について

昨年に続いて3年目も、「地域コミュニティ再建」の支援活動が重要になってくると考えております。地域の方々同士が仲良くなり、新しいご近所さんとのコミュニケーションをとれるように、被災者さん参加型の支援を考えていただき、企画していただきたいです。

例 Cyanal House様 企画【おむすびプロジェクト】

Cyanal House様が能登町で企画したおむすびプロジェクトを例に挙げさせて頂きます。こちらの企画では、参加型のワークショップとして、被災者さんと一緒におむすびやみそ汁を作ったそうです。参加者の皆さんに食材を選んでもらってみんなで一緒に調理することで被災者さん同士も仲良くなれますし、支援する側も交じってお互いに親睦を深められるとのことです。
食事をしたり、お茶を飲みながら、大変だった話や、今の気持ちを聞かせてもらう中で、和やかな優しい気持ちになっていただく、そんな支援をしていけたらと考えています。

企画のお願い

食事を作ることに限らず、簡単なお茶会や折り紙、工作、趣味の教室、ゲーム大会、カラオケなど、いろいろな方に主体的に参加していただける楽しいイベントを企画していただけないでしょうか。内容は、被災者さん同士のコミュニケーションのきっかけ作りになるものでしたら何でもいいと思います。皆様の”得意”を生かしたアイデアをお待ちしております。

珠洲市が復興するには、地元のエネルギーが不可欠です。まず、地元の方々が、元気をいっぱいにして頂いて、何とか復興していきたいという思いを持って頂く、これが、真の復興に繋がると考えています。どうぞ、お力添えをよろしくお願い致します。